LOADING...

CLOSE

INTERVIEW

ゴルフ場ビジネスユニット ユニット長

成田 正和

インタビュー

「“たのしい”サイトをつくりたい」そう話すのは、ゴルフ場ビジネスユニットを統括する成田正和。GDOゴルフ場予約サービス(以下:予約サービス)は、国内外合わせて2,000以上のゴルフ場と提携し、プレー予約可能ゴルフ場数では日本最大級を誇る。競技やイベントの主催なども手がけ、ゴルフ場向けにWeb予約システム(SaaSモデル)、 ゴルフ場基幹システムも販売するなど、ゴルファーとゴルフ場二軸のお客さまへ価値提供を続けている。「“たのしい”サイト」とは、何か?ゴルフ場予約事業の「いま」について、話を聞いた。

成田正和(なりたまさかず)

サーバ・ネットワーク技術者、CS、技術営業などのキャリアを経て、2010年GDO入社。ゴルフ場ビジネスユニットでサービス開発やマーケティング関連部署の管理職を歴任。2017年よりゴルフ場ビジネスユニット・ユニット長に就任。現在は事業部トップとして、予約サービスのさらなる進化に邁進している。

――ゴルフ場予約ビジネスをさらなる発展に導くために重要視していることや、現在取り組んでいることを教えてください。

私たちにとって「お客さま」というのは、ゴルフ場でプレーをするゴルファーのみなさまとゴルフ場を経営するみなさまという二軸になります。ゴルフ場の運用効率向上を支援させていただく中で重要視しているのはゴルファーが予約可能である、さまざまなプランをいかにして簡便に提供していただくか。2017年にゴルフ場に提供している管理画面の大幅刷新を行いましたが、今後もご意見をいただきながら改修を重ねて行く予定です。

予約サービスとして重要視しているのは「いかに“たのしく”予約してもらえるか」ということ。

ゴルファーなら一度は「月一ゴルファー」というフレーズを聞いたことがあるかと思います。「ゴルフ場を予約する」という行為は、一般的には決して頻度が高いものではありません。そんな「ゴルフ場を予約する」という時に“たのしい”をゴルファーに提供する、それが私たちのサービスにおいて最も重要なことだと思っています。予約サービスの見た目、使い勝手、商品のラインナップはもちろんのこと、必要なときにスムーズに予約ができる。それと同時に同伴者の方にも価値を提供できるようなサービスを目指しています。

2017年に取り組んだのは、「同伴者の方々」へも必要な情報を届けるサービスにしていくということです。ゴルフ場ごとのバンカーや池の数、トイレの数、平均スコアなど、これまでの情報の鮮度を維持すると共に、ゴルフ専業サービスの名に恥じない量の詳細情報を地道に集めました。

これらの情報は1組4名のラウンド時だけではなく、コンペなどのさまざまなシーンにおいて、同伴者の方々に有益なものであると信じています。こうした情報を掲載しているのは、同様のサービスを展開するサイトと比較してもGDOだけなので、これをPRポイントとしてよりプロモーションを強化していく予定です。芝の種類やカットの方法など相当マニアックな情報も含まれているので、見ているだけでも“たのしい”を感じていただける内容になるかと思います。

――日本最大級といえるまで予約事業が成長できた理由は、どこにあると思いますか。

創業から17年間で日本最大級といえるまで予約事業が成長できた理由には、インターネットというインフラ環境が整ったこと、それに伴うデバイスの多様化によりWeb予約の比率が高まってきたことが前提としてあるかと思います。

そういった環境変化の中で発生するお客さまニーズに応えていくことで、予約サービスも変化を遂げてきたのだと思っています。私がGDOに入社して8年が経ちますが、この間にゴルフ人口は減ったと言われているものの、ラウンド数にするとその数字はほとんど減っていません。これは、ゴルファー自体は減ったが、本当に好きな人たちはよりラウンドに行くようになったということです。

また、現在ではゴルフ場予約サービスを開始する競合企業も増えましたが、これはお客さまの選択肢が広がったということで、結果的に「WEB予約の比率が高まる」といった点では非常によいことだと捉えています。パイの奪い合いではなく、競合他社も含めてWEB領域からもゴルフ業界を盛り上げることができる環境が整った。これはゴルフに限らずホテルやレストランの予約でも同じことがいえます。自分に合ったサービスを使って、行きたい場所を予約する……インターネットの進化、デバイスの多様化は、選択肢拡大の歴史でもあります。私たちは“ゴルフ専業”のサービス企業として、最もゴルファー目線に立っていると自負しています。

先ほどお話ししたゴルフ場の詳細情報もそのひとつですが、ゴルファーがどんな情報がほしいのか、どのような機能が必要なのか、ゴルファー視点で見て、心に“響く”ものを提供できるのが私たちの強みです。

――ゴルファーの減少という業界全体の課題に対して、予約事業として今後どのような対策を取っていこうと考えていますか。

ゴルフ人口が減っていることのひとつにゴルファーの高年齢化や若年層対策がよく取り上げられますが、結婚や出産などのライフイベントがきっかけで足が遠のくというケースも少なくないと思っています。さまざまな理由すべてを解決出来るものではありませんが、例えば金銭的ハードルを下げたらゴルフを始めてみよう、再開してみようと思っていただけるかも、そんな想いから「HOT PRICE(ホットプライス)」というサービスを2013年に立ち上げています。

HOT PRICEは、事前決済型のゴルフ場予約サービスで、通常価格から50%以上オフになることもありますし、時期にもよりますが1人あたりのプレーフィーが1,500円というケースもあります。このサービスが「ゴルフはお金がかかる」という理由で足が遠のいてしまった人に対して、もう一度復帰を促すようなサービスになればと思っています。

実際、GDOの予約サービスを利用している方は50〜60代が中心ですが、HOT PRICEを利用している方たちはそれよりも10歳ほど若い方たちが多く、売り上げも好調に推移しています。こういった施策を通じてより多くの方にゴルフをプレーする機会を提供していきたいですね。

――ゴルフ場ビジネスユニットでは、「“たのしい”サイトをつくる」という部門テーマを掲げているそうですが、それの意味するところを教えてください。

今後、予約事業ではよりサービスの精度を上げて、お客さまも社員もみんなが“たのしい”と思える状態を作っていきたいと考えています。

例えば、見た目がどんなにカッコイイお店でも、いざ入ってみて商品がひとつしかなかったら、“たのしい”体験はできませんよね。見た目や商品の数、コストパフォーマンスなどの条件が揃ってこそ、たのしい、使いたい、カッコイイと感じることができるはずなので、そこを追求していきたいのです。

私がサービス開発部を立ち上げた際、改めてどんな予約サービスにしたいのかという意見を集めたところ、数多くのデザインやシステムの改善案が出てきました。「あるべき姿」を目指し、ゴルフ場から預かっている大切な商品(予約枠など)をよりよい形でゴルファーに届ける、このアイデアの集合体を “たのしい”というワードに表現しています。売る人も、作る人も、「イケてるでしょ」「たのしいでしょ」と言える状況をつくりたい。お客さまに“たのしい”と感じてもらうためには、まず提供側が、誰よりも楽しんでいる必要があると思っています。

お客さまから、「GDOで予約をするとたのしい」と言ってもらい、「やっぱりGDOでしょ」と思ってもらえればこそ、ゴルフ場からも評価していただけるのだと考えています。ゴルフ業界をより盛り上げるために我々が先頭に立って、そこに関わる人たちと一緒に、“たのしみながら”事業を成長させていきたいですね。