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INTERVIEW

TECビジネスユニット ユニット長

大山 和彦

インタビュー

「GOLFTEC(ゴルフテック)」は、1995年にアメリカで設立された全米のゴルフレッスン市場の25%以上を占めるゴルフスクールだ。GDOはこのGOLFTEC社と提携し「GOLFTEC by GDO」として2012年に日本第1号店をオープン。関東エリアを中心に8店舗まで拡大したのち、2017年には大阪の梅田に関西第1号店、2018年には名古屋名駅に中部第1号店をオープンするなど、全国展開を図っている。また、2016年にはジュニア向けのゴルフスクールを運営する「キッズゴルフ株式会社」を子会社化。ジュニア育成も含め広がりを見せる「ゴルフレッスン事業」について、TECビジネスユニットを統括する大山和彦に話を聞いた。

大山和彦(おおやまかずひこ)

スポーツクラブの店舗開発やマーケティング、PC関連小売企業商品部・EC運営などのキャリアを経て、2010年 GDO入社。リテールビジネスの統括に従事したのち、2015年より「GOLFTEC by GDO」を展開するTECビジネスユニットに参画。2016年、「KIDSGOLF(キッズゴルフ)」を子会社化。2017年よりTECビジネスユニット ユニット長。

――GDOのゴルフレッスン事業の魅力、今後の伸びしろについて教えてください。

ゴルフは初期離脱者が極めて多いスポーツだといわれています。あるシンクタンクの調べでは、年間約170万人が何らかの形でゴルフを始めたものの、約半数が1年未満でゴルフから離れているという結果が出ています。(矢野経済研究所、『ビギナー・早期リタイアゴルファー実態調査2015』より)これはなぜでしょうか?

その最たる理由は、ある程度上達しないとラウンドの楽しみが実感できないというところにあるのではと考えられます。このようにゴルフから離脱してしまった人、ゴルフは好きで続けているけれどなかなか上手くならないという人、シニアになり飛距離が落ちたという人など、レッスン事業は、「ゴルフが上手になりたい」全ての人に対して提供できるサービスです。ですから、今後も多くの人を取り込める可能性があり、大きな伸びしろのある事業だと感じています。

――GOLFTEC by GDO“ならでは”の特長や差別化ポイントはどういうところにありますか。

国内のGOLFTECでは「日本中のゴルファーを上手くする」というコンセプトを掲げています。GOLFTECのレッスンは、受講者の96%以上が上達を実感できたというデータがあります。大きなポイントとしては、スイングを「数値化」するという最新のスイング分析が挙げられます。

客観的なデータをもとに分析することで、一人ひとりの身体や運動特性に合わせて目標までのロードマップを作成できるのが強みです。コーチ陣は、アメリカ本国での700万回のレッスンによって導き出されたメソッドを用いて指導を行っています。

また、質の高い指導のために、「GOLFTECユニバーシティ」という社内の研修制度と資格制度を設け、コーチの指導能力を磨き続けています。さらに、「TQ(Teaching Quality)」と呼ばれる品質管理部門が全てのレッスンの動画をモニタリングしてクオリティチェックを実施。またレッスンごとに受講者へ満足度調査を実施し、サービスの品質維持に努めています。

このように、徹底的にデータに裏付けされたメソッドを用いて一人ひとりに合わせた指導を行うため、受講者の多くが成長を実感できるのです。私はGDOに入社してからゴルフを始めたので、スキル習得のためGOLFTECに通いました。レッスン動画をいつでも見て振り返ることができますし、レッスンごとにデータは蓄積されていくので、上達が明確にわかるのが嬉しいところでしたね。

――GOLFTEC by GDOではクラブフィッティングサービスも行っていますが、GDO他サービスとの相乗効果や今後の展開を教えてください。

GOLFTECでは、「TECFIT」というオリジナルメソッドで、クラブフィッティングも行っています。普段からその人のスイングを見ているコーチが計測し、プレー時の悩みや目標を細かくヒアリングするので、スイングのスタイルに合わせたクラブを的確に判断できます。

また、ショップには最新のクラブが200本、メーカーにして15社以上のものが揃っています。これは、ゴルフに関して総合的にサービスを展開しているGDOの大きな強みですね。たくさんのクラブから自分に合った1本を見つけることができるこのサービスはとても好評で、会員以外の方からの「フィッティングだけ受けたい」という要望も増えてきています。今後は、フィッティングを入り口にした入会も考えていくつもりです。

――ジュニアレッスンの企業を子会社化した狙いはどのようなところにありますか。

GDOには「三世代でゴルフを楽しんでほしい」という想いがありました。そしてKIDS GOLF側も「親子でゴルフ」という事業コンセプトを持っており、同じ想いをもっていることがわかったので、ジュニア向けのゴルフスクールを運営する「キッズゴルフ株式会社」を2016年に子会社化しました。KIDS GOLFのジュニアレッスンは、都内での集合から夕方の解散まで、お子さまを1日お預かりする完全引率スタイルのスクールです。

ソーシャルスポーツとしてのゴルフを通して、ルールや立ち居振る舞いを覚えると共に、保護者のもとを離れて過ごす時間は、自立心や協調性も育みます。また、KIDS GOLFではさまざまな家族参加型イベントを実施しており、特に親子2人1組で協力しながらラウンドする「ファミリートーナメント」は大人気のイベントです。子どもと本物のゴルフ場で一緒にラウンドできることを夢見ていた保護者の方も多く「成長した我が子の姿を目の当たりにして感動した」というお声も数多くいただいており、私自身、実際にフェアウェイを歩く親子の姿を見て「美しいものだな」と改めて感じました。

GDOは、インターネットを主体としたビジネスを行っていますが、私たちはお客さまとリアルに接することができる事業です。来年以降、GOLFTEC、キッズゴルフともに拠点を広げ、より多くの人たちがゴルフに触れ、さらに楽しみ、さまざまなものとつながる場所として展開していきたいと思っています。