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自分の頭で考える子を育てる、ゴルフは“最強の習い事”?!

出版不況のこの時代に、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が累計発行部数130万部を突破した、というニュースがあり印象深かった。子供のみならず、不確実な時代を生きる大人のこころにも刺さる金言が散りばめられている作品だ。「僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている」というセリフにドキッとした人も多いだろう。ゴルフを通じて、子供が「自分で自分を決定する力」を得ていくことができたとしたら。親がゴルファーではない家庭でも、「ぜひ、うちの子にも習わせたい」と思うのではないだろうか。そんな仮説を立てつつ、ゴルフを教育的観点から考えてみた。


レッスン前の子供たち。年齢もさまざま


キッズゴルフ株式会社(以下キッズゴルフ)は、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)グループ関連会社の一社である。2010年に「子供をゴルフに連れていけるスクールをつくりたい」と、キッズゴルフ元代表の中崎祐史氏と中学時代の同級生が集まって創業。その後、「三世代ゴルフ」を掲げつつもジュニア育成分野に未着手であったGDOの想いがキッズゴルフの世界観と重なり、2016年にGDOの100%子会社となった。現在はGDOサービスのひとつとして、完全引率性のラウンドレッスンをメインとしたジュニア向けゴルフスクールを展開している。


午前中はレッスン会。打てたね!とコーチとハイタッチ


キッズゴルフのヘッドコーチである石田氏は、こう話す。「ゴルフは、自分がサボろうと思えばいくらでもサボれてしまうスポーツ。高い自己管理能力が問われます。キッズゴルフには選手コースでプロを目指す子供もいますが、どんな子供にも保護者の方にも、“文武両道”を実践してほしいとお願いしています。勉強などやらなくてはならないことを早く済ませて、やりたいことをやる時間を作り出す。それも自己管理能力を磨くひとつの訓練だと考えているからです」

やらなくてはならないことを早く済ませて、やりたいことをやる時間を作り出す。―大人にとっても耳が痛い話だが、その繰り返しを行うことで、自分の頭で考え、時間などの制約条件を自らコントロールする術を身につけていくのだろう。メディアに登場する若いプロゴルファーの高い精神性に驚かされる時があるが、これを子供の頃から繰り返してきたと思うと納得がいく。


打てた!の瞬間が積み重なれば、きっと楽しくなってくる


キッズゴルフでは、習熟度に応じた12段階のクラス別でレッスンを実施している。その習熟度の判断基準項目のひとつに「自分でスコアが数えられる」という項目がある。文字通りに「1、2、3、4…」と自分が打ったショットを数える―ということ。この項目を「子供がゴルフに本気になるスイッチ」と注目しながら、コーチは子供たちと接しているという。「スコアを自分でカウントし始めると、もっと打数を少なくしたい、もっと上手くなりたいという欲が出てくる。コーチに数えてもらっているうちは、この気持ちが芽生えない」と石田氏は話す。子供が成長するきっかけを作り、そのサインを見逃さないことが大切だ。

「打つ回数を少なくしてスコアを上げる」という明確な目標ができると、子供は「自分で自分を決定する」ための行動を、その瞬間からスタートする。前回上手に打てたクラブをもう一度使ってみよう。このホールはグリーンまでとっても遠いから、1打目でできるだけ遠くに飛ばさなくちゃ。明日宿題が早く終わったら、家でパターを練習してみよう。自分が上手くなるために、自分でできる努力が次々と浮かんでくる。


我が子のスイングを見守る、両親


そうやって自分の頭で考え、努力し、みるみると成長していく子供の姿を見るのは、どんな親でも嬉しいものだろう。だが、習い事がゴルフであれば、もうひとつ嬉しいことがある。そう、立派にラウンドができるようになった我が子と一緒にプレーすることができるのだ。サッカーや野球、水泳など他のスポーツでは、世代を超えてプレーし、ましてフェアに競う――となると実現がなかなか難しい。そんなゴルフの魅力をより感じてもらうため、キッズゴルフでは年に2回「ファミリートーナメント」と呼ばれる親子でペアとなり、スコアを競う団体競技のイベントを開催している。(※)


おばあちゃんに、バンカーのならし方を習う孫


参加者の声を聞くと、「親子でゴルフがしてみたい」という願いがかなったと語る父親、「こんなに自分で判断ができるようになったのだ」と成長に目を見張った母親、さらには「孫と一緒にラウンド」という夢の一日を過ごした祖父母、どんな家族にも笑顔があふれる。「自分で自分を決定する力」を養うだけではない。世代間、家族間のコミュニケーションまでも一段引き上げてくれるゴルフは、もしかしたら“最強の習い事”といえるかもしれない。

 

(※)キッズゴルフ「ファミリートーナメント」では、親子でペアとなりオルタネート方式と呼ばれる、2人の選手が 1つのボールを交互に打つ形式で、ホール・アウトまでプレーを続ける競技大会を開催している。

(文:Golf Links the World編集部/星 写真:角田慎太郎)

 

■イベント開催協力:サンコー72カントリークラブ

本コース63ホール,ショートコース9ホール合計72ホールを有する、日本最大級のカントリークラブ。谷越えや池越えなど、バラエティ-に富んだシチュエ-ションが魅力の西コ-ス。またフラットでゆったりしたフェアウェイに、広めにとったラフがうれしい東コ-スでは、世界の青木、尾崎将、そしてE・エルスプロをはじめ、数多くの有名選手が出場したツア-競技も開催している。上越新幹線高崎駅からも、上信越道吉井インタ-からも車で約7分の好立地。

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