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ゴルフがつなぐ、ビジネスコミュニケーション~レノボ・ジャパン株式会社の場合

「ゴルフは、最強のコミュニケーションスポーツ」。そんな風に表現されることがある。“人見知り大国ニッポン”において、必要だとわかっていても取引先と距離を詰めることや他部署のメンバーと「ヨコのつながり」をつくることに腰が引ける人は多い。そんな時にゴルフは打ち解けるための有効な手段として活用されてきた。廊下でのふとした雑談も、取引先での商談前のアイスブレイクも、仲良くなりたい他部署の部長との会話の糸口も、すべてゴルフが解決してくれることがある。ゴルフのそんな不思議な力を生かしてビジネスコミュニケーション活性化を狙う、企業の活動を覗いてきた。


レノボ・ジャパン株式会社 ゴルフ部発起人のお二人


2019年2月4日月曜日の18時30分すぎ。受付の照明が消え、すべての来客スケジュールを消化したオフィスの来訪者スペースはヘッドフォンのボリュームを一気に下げた時のような静寂感に包まれた。1つだけ照明を消さずにいた会議室に少しずつ人が集まり始める。集まったのは設立されたばかりのレノボ・ジャパン株式会社ゴルフ部の皆さん、約30名。「ゴルフマナー&新ルール勉強会」を企画し、そこにGDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)を呼んでいただいた。会社を挙げて「ヨコのつながり」を強化しようとさまざまな部活動が立ち上がっている同社で、ゴルフ部は2018年のスタート。ゴルフ部発起人の一人、エンタープライズ第一事業部の古芝佳菜子さんは、「部活といっても、レベルに関係なく誰でも参加できるカジュアルな会になっています」と話し、この勉強会をゴルフ部の第1回活動として企画したのだ。

最初からラウンドに行くのはやはりちょっとハードルが高い――。ということで、2019年に改定となったルールの勉強と周辺知識、ちょっとしたレッスンを盛り込んだイベントができないか? とゴルフ専業企業のGDOに連絡していただいた。収益とは直接関係しなくとも「ゴルフを普及する活動」を企業のライフワークとして取り組んでいる私たち。ぜひとも、と二つ返事でイベントは実現に至った。営業職に就く人を中心に、ビジネスツールとしてゴルフを活用することが多いという同社。“もてなし側”に回ることも多いからか、参加者の学ぶ目は真剣そのものだ。


GOLFTECコーチによるワンポイントレッスンの風景。スイング改善に熱が入る参加者


 もうひとりの発起人、ビジネスパートナー営業本部第一営業部の茂木陽生さんは、こう話す。「僕は、お取引先や社内の先輩と一緒にラウンドに行くことが多いですね。そういう関係性の方にいきなり“土日に一緒に遊びましょう”とは言いづらいじゃないですか。でも“ゴルフに行きませんか”だと、だいぶハードルが下がりますよね。そういう意味でゴルフって便利だな、と。一度一緒にラウンドするとコミュニケーションがスムーズになる実感はありますね。一日中一緒なので、普段話せないこともいろいろと話しますし。やっぱりビジネスマンにとって有効な社交ツールだと思っています」


ゴルフはビジネスシーンにおいて有効なツール、と話す茂木さん


上司が部下をゴルフに誘う、取引先とゴルフに行って関係を縮める…昭和の時代には当たり前だった慣習がなくなりつつあるとも言われているが、ゴルフが本来持つ「コミュニケーションスポーツ」の側面はまだまだビジネスシーンに有効に働いているようだ。そんな仕事関係の人とのゴルフにあたって気になるのは、やはりマナー。2019年にゴルフのルールが改定になったこともあって、プレー中のふるまいに不安が多いのか、「こんな時はどう行動するのが正解?」「これって何打罰だっけ?」と、活発に質問が飛び交った。

イベント終了後に古芝さんも、マナー面は非常に勉強になったと話した。「今日の講座を聞いて、あれ?そうだったんだ、と思うようなルールの話がいくつかありました。長年ゴルフを楽しんでいても、知らないことって意外とたくさんありますよね…。スコアが振るわなくてもマナーだけはきちんとしている。そういうゴルファーでありたいと思っています。上達には時間がかかっても、取り組む姿勢はすぐ直せますから(笑)。また会社のイメージにも繋がると思うので、社外でも“レノボゴルファーはグッドゴルファー”という印象を持ってもらえるように皆で努力していきたいですね」


スコアにこだわるだけではなく、マナーの良いゴルファーを目指したいと古芝さん


 スポーツやレジャーは、人の交流を促す。選択肢は多く存在するが、その中でも特にゴルフは、社交に適したスポーツと言えるのではないだろうか。野球やサッカーは、チームとして出来上がっているところへは入りづらい。サーフィンやスキー・スノーボードは、ある程度季節が限られる。ゴルフは、個人競技でありながらも他人と一緒に楽しむことができ、男女が公平にプレーできるルールや工夫が施されている……すこし“ゴルフびいき”が過ぎただろうか。

企業やビジネスマンにとって、まだまだメリットがいっぱいのゴルフ。GDOは今後もさまざまな活動を通して、その魅力をお伝えし、ビジネスシーンをより円滑にするゴルフの輪を広げていこうと考えている。社内ゴルフ部を組織したい企業の皆さまがいれば、是非お声がけください!

(文・Golf Links the World編集部/星 写真・角田慎太郎)

 

■イベント開催協力:レノボ・ジャパン株式会社

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